フィレンツェのバラ園
フィレンツェの街を見渡す400種類もの美しく香り豊かなバラが咲き誇る庭園

フィレンツェのローズガーデンは、とても美しい観光スポットのひとつです。
ロマンチックな散歩道や休憩場所として理想的で、緑のオアシスからフィレンツェの街を一望することができます。

庭園はミケランジェロ広場そばの、Viale Giuseppe Poggiに位置しています。
ここからは庭園を含むユネスコ世界遺産に登録されている歴史地区全体の素晴らしい眺めをお楽しみいただけます。

この庭園にはバラ（約400種）以外に、レモン、その他植物など、合計約1,200種が植えられています。

そこはミケランジェロ広場も設計したジュゼッペ・ポッジ氏がフィレンツェ市のために1865年に造園しました。
フランスを手本に造られたこの庭園は、牧歌的な自然に囲まれ、イタリアの様式に合わせた現代的な造りになっています。

近年はさまざまな芸術作品によって彩られています。
ベルギー人芸術家ジャン・ミッシェル・フォロンの10体のブロンズ彫刻があり、フォロン氏の没後、未亡人となった妻より市に寄贈されたもので、バラ園の小道に自然と溶け込んでいます。
また、日本人造園家北山康夫氏による「松籟庭園 “Shorai Teien” 」と呼ばれる日本庭園もあり、姉妹都市である京都の高台寺からフィレンツェに贈呈されました。

ムサート・フェスティバル（ MusArt Festival）

フィレンツェ中心部で開催されたコンサート、写真展、ガイド付きツアーなどの文化的イベント

MusArt Festival は、夏のイベントEstate Fiorentinaにおいて定評あるイベントです。

フィレンツェの中でも魅力的なサンティッシマ・アヌンツィアータ広場が会場となり、音楽やアートスポット巡り、ドキュメンタリー映画の上映や写真展など、あらゆるアートが集結する理想的な場所となります。

7月15日から26日まで開催されたこのフェスティバルは、フィレンツェ市によって開催される夏に最も人気のあるフィレンツェの文化的復興の象徴のひとつとなっています。

フェスティバルでは、30を超えるプログラムが実施されました。
メインステージでのショー、展覧会、アートスポット巡り、上映会、回廊や庭園でのイベントとコンサートなどです。

Musart Festival 2023のメインステージでは、ロベルト・ボッレ、ヴェンディッティ＆デ・グレゴリ、マルコ・マッシーニ、ドルシッラ・フォア、パオロ・コンテ、マダム、スチュワート・コープランドなどがパフォーマンスを披露しました。